第23回アルテ シンポジオ シェフによる料理教室は
前菜
Maialino lombardo arrosto alle spizie con salsa cremosa
ロンバルディア産仔豚のロースト、スパイス風味、フンワリとしたソースを添えて
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プリモ
Pappardelle con fungi alla carbonala
アルペンシスとシャンピニオンのパッパルデッレのカルボナーラ
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セコンド
Cernia e limone arrosto ai semi di finochio e cardamomo
クエとレモンのロースト、フェンネルシードとカルダモン風味
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ドルチェ
Torta di olio SALVAGNO e spizie
サルヴァーニョ(オリーブオイル)とスパイスのケーキ
今日は実に楽しい会でした。と言うよりこんなにドキドキ・ワクワクした会は初めてです。
何にそんなにドキドキしたのかと言いますと、、、、、。
オリーブオイルのケーキです、、、。
当日何気なくヴェネト料理のリチェッタをパラパラと読んでいると、、、、。オリーブオイルのケーキィ〜???
レシピを見てもオリーブオイルはタップリ1cup入っている、、、、。
うん〜、、、。粉の分量もしっかりあるのでさっくりとした仕上がりになるのか、、?
興味がある実に興味がある。 試して見たい、、、。 いきなり料理教室でやってもいいだろうか、、、、。 多分生徒さんもやりたいはずだ、、、。 いや絶対やりたいはずだ、、、!
自分勝手な願望と思い込みでメニューにケーキをねじりこみました。
果たして、
生徒さんがそろったので、メニューを渡し、
『え〜、このオリーブオイルのケーキですが、作ったことがありません、実は今日、本をパラパラと見いて目についたのですが、やりたくて仕方がなかったので入れました。皆さん一緒に冒険しましょう!』
あきれてしまって、声にならない生徒さんたちの反応をOKの返事だと勝手に解釈し、
冒険を開始しました。
その冒険は序盤から困難で、卵黄に対してあまりにも多い砂糖の量。
ゴテゴテになったそれに加えなければならない粉の量の多さ、、、。 さすがに途中で逃げたしたくなるのを押さえて強行突破、、、。
最後の難関はメレンゲを出来上がった塊に混ぜ込む作業、、、、。
私たちの業界のセオリーとしては、固体と液体を常温で混ぜるのは馬鹿のすることですが、ここは私も馬鹿になってメレンゲを投入、、、。
・・・・?不思議なことに生地と生地の間がモーゼの出エジプトのように分かれ、メレンゲが入っていく、、、。
多分オイルの量が多いので粉同士の結合をゆるくしているのだと思いますが、分離している訳でもなくメレンゲが混じり終えた後は一つのきれいな生地になっているではありませんか!
活路を見出せたせいか、生徒さんの顔も皆、一斉に明るくなり。場の雰囲気が明るくなりました。
後はオーブンにお任せ。
とか無責任な事を言いながら次の作業に移り、途中バターをマヨネーズとかいい間違えたりしながら料理を順調に仕上げていきました。
料理も完成したので皆で席について食事を楽しみました。
自分で作ったもので恐縮ですが、なかなか美味しく、特にオランデーゼと仔豚とローストした際に入れた濃縮したバルサミコの相性が良くバランスもとれてました。クエに対してローストしたレモンとカルダモン、フェンネルシードが抜群の引き立て役になっていました。
・・・・とさて、次は例のものを食べなくてはならないですね、、、。
生徒さんは『シェフが責任とって先に食べてください』
と言うので、まず、私から食べて見ます。
・・・んっ、うん〜 んっ! 初めて食べる感覚ですね、、。
美味しいですよ、意外と、、、。結構いけるかも!
外の皮の部分はサクサクとして、中はホロホロと口の中で崩れシットリとしている。オイルの香りがふわ〜と広がり、、、。
意外な味わいと美味しさに、気が付いたら皆ペロッと食べ終えていました。
何か今回の料理教室は、教えた教わったと言うより、一つのことを成し遂げた仲間としての感覚があった。
一風変わった料理教室でした。
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